PSR違反のリスク抱えるチェルシー、今夏の無理な売却は必要なし?

今後の動向が注目のチェルシー[写真:Getty Images]

選手売却の必要性が報じられていたチェルシーだが、今夏はその心配がないかもしれない。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

トッド・ベーリー新体制移行後の常軌を逸した補強策により、プレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PSR)の違反の可能性が取り沙汰されるチェルシー。来シーズンの勝ち点剥奪の可能性も見込まれ、選手売却によって6月30日までに収支を均衡させる必要があるとされていた。

しかし、チェルシーはこの説を否定しているとのこと。期限は来年の夏までで、今月中に無理な売却を行う必要はないという。

売却候補に挙がっていたのは、獲得コストがゼロで売却益をすべて収入に計上できるホームグロウン選手。イングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)やイングランド人DFトレヴォ・チャロバー(24)ら生え抜きが対象と見られていたが、放出を避けられる可能性が出てきた。

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