鎌田大地が「小野伸二みたい」 完璧アシスト直前の“仕草”にSNS注目「見えてるものが違う」

ミャンマー戦で存在感を示した鎌田大地【写真:徳原隆元】

状況把握の細かい仕草に注目

日本代表は6月6日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でミャンマー代表と対戦し、5-0で勝利した。この試合でスタメン出場を果たしたMF鎌田大地が先制ゴールをアシストして勝利に貢献した。

先発した鎌田は前半17分の先制点の場面ではMF旗手怜央からパスを受けると、中村の位置、相手の位置、空いているスペースを確認して絶妙なロングスルーパスからMF中村敬斗の先制ゴールを演出した。

そのなかで注目を集めているのは、旗手からパスを受ける直前に見せた仕草だった。鎌田はボールを受ける直前に首を振り中村のポジショニングを把握し、手を挙げてすぐさまボールを呼び込み、スルーパスを送った。

鎌田は試合後に「フォーメーション的にあそこが空くのは分かっているので、どこに誰がいるか、相手のウィークなどが分かっている。普段3バックでやっているからという感じですね」と、ゴールシーンについて説明していた。

SNSでは鎌田が見せた細かい仕草に注目。「ワクワクが増えた」「あのスペースまで走ってるの見えてるのか?」「マルチタスクがえぐすぎる」「彼だけ見えてるものが違う」「小野伸二みたい」「ここまで上手かったのか」など、反響の声が上がっていた。

今季の終盤戦で調子を上げ、ラツィオの中心として活躍を見せた鎌田。プレミアリーグ移籍へと接近する去就動向とともに、日本代表でのプレーぶりにファン・サポーターも熱視線を注いでいる。(FOOTBALL ZONE編集部)

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