「日本語と文化を勉強した」デンマーク3部からスウェーデン人MFが日本のクラブへ…所属クラブが契約解除を発表「日曜日には飛行機に乗る」

[写真:Getty Images]

デンマーク・セカンドディビジョン(デンマーク3部)のニュークビンFCは6日、スウェーデン人MFヴィクトル・クリスティアンソン(26)が日本のクラブへ移籍することを発表した。
【写真】日本のクラブへの移籍を目指すクリスティアンソン

クラブ名こそ明かされていないが、クラブによれば、クリスティアンソンは、長い間日本へ行くための準備をしてきたとのこと。クラブは「クリスティアンソンとガールフレンドが“日出る国”を体験するという夢を追うことができるように契約解除に合意した」と発表している。

クリスティアンソンはスウェーデン出身で、世代別を含めて代表歴はなし。名門・マルメの下部組織出身で、ファーストチームには昇格せずにヴェルナモに完全移籍。その後、2018年8月にデンマークのBKフレムに完全移籍した。

2020年8月にニュークビンに完全移籍で加入。4シーズン在籍し、ボランチやセンターバックとして公式戦114試合に出場し2アシストを記録していた。

これまではノルディックベット・リーガ(デンマーク2部)で41試合、3部で85試合に出場していた。

クラウス・イェンセンはクリスティアンソンとの別れについてコメントしている。

「ヴィクトルは日本に行くのが長年の夢で、近年は日本語を勉強し、文化を勉強した。夢はサッカーをしながら、ガールフレンドと一緒に日本に住むことだった。すでに日曜日には日本行きの飛行機に乗ることになる」

「彼は日本のクラブとの契約を掴むつもりであり、我々はその夢の邪魔をするつもりはない。ヴィクターの4年間の素晴らしい活躍に感謝したいと思う」

「ヴィクトルはニュークビンで確かな足跡を残し、試合でも練習でも常に100%のパフォーマンスを発揮してきた。日本での冒険の幸運を祈る」

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