深夜2時半…携帯のライト、光っていたので通報 異変を感じた男性「車もある」 警官が急行、男3人を発見し職質…近くに切断されたケーブルあり、盗もうとしていた 逃げた3人を逮捕、22~23歳「散歩していただけ」

窃盗未遂の疑い、3人逮捕

 埼玉県加須市内にある太陽光発電所の銅線ケーブルを切断し盗もうとしたとして、県警捜査3課と加須、羽生、久喜署は6日までに、窃盗未遂の疑いで、男3人を逮捕した。

 逮捕されたのは行田市佐間3丁目、無職の男(23)、神川町植竹、自称解体工の男(22)、皆野町金崎、自称配達員の男(23)。

 逮捕容疑は共謀し、昨年5月7日午前2時半ごろ、加須市南大桑の太陽光発電所で、パネルをつなぐ銅線ケーブルを切断して盗もうとした疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

 同課によると、犯行を目撃した男性が「発電所付近に不審車両がある」「携帯のライトがついているのが見える」などと110番。3人は発電所の敷地外で駆け付けた警察官に職務質問されたが、「散歩していただけ」などと話し、その後逃走していた。3人は無施錠の場所から発電所内に侵入したとみられ、現場には切断されたケーブルが残されていたという。

 県内では、ほかの太陽光発電所でも銅線ケーブルが盗まれる被害が複数発生しており、県警は関連を調べている。

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