仏19歳が伊藤美誠相手の大逆転を振り返る「正直私にとっても驚き」 日本のレジェンドに敬意「長年トップ10に名を連ねてきた」【WTTコンテンダー ザグレブ】

卓球の「WTTコンテンダー ザグレブ」は7日、女子シングルスの2回戦が行われ、世界ランキング10位の伊藤美誠(スターツ)は同27位のプリティカ・パバド(フランス)と対戦。フルゲームの末に2-3で敗れ、ベスト8進出を逃した。

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■準々決勝で張本美和と対戦

パリ五輪メンバーからは落選したものの、その後の国際大会では復調した姿を見せていた伊藤。迎えたこの試合も序盤の2ゲームを奪い、勝利へ傾きかけたが第3ゲームのデュースを落とすと流れが一変。パバドの前にフォアでのスマッシュでミスが目立つなど、相手にリズムを握られて、まさかの逆転負けとなった。

伊藤相手にサプライズと呼べる形で勝利したパバドは試合後、「正直私にとっても驚きだった。今なんといっていいか分からない」とコメント。伊藤との初対戦を振り返ったパバドは、「彼女は素晴らしい選手で、長年世界のトップ10に名を連ねてきた」と敬意を示しつつも、「私はすべての状況でポイントを争うという目標だけ持ってこの試合に挑んだ」と集中を切らさず勝利につなげた試合に胸を張った。

伊藤を下したパバドは、準々決勝で世界ランキング8位の張本美和(木下グループ)と対戦する。日本のトップランカー相手にフランスの19歳が再びサプライズを起こすことができるのか。

プリティカ・パバド(C)WTT

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