大谷翔平が逃した殊勲打 不運に泣くも驚愕の.630…5の0も垣間見せた“持ち味”

ヤンキース戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

延長10回の一ゴロは打球速度173.5キロ…予測打率.630の当たりだった

■ドジャース 2ー1 ヤンキース(日本時間8日・ニューヨーク)

ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)の敵地ヤンキース戦に「2番・指名打者」で出場し、5打数無安打に終わった。4戦ぶりのノーヒットだったが、第5打席は火の出るような当たりの一ゴロ。本来なら安打になる可能性が極めて高い打球だったという。

延長10回2死一、二塁でこの日5回目の打席に入った大谷。カウント1-1から強烈な打球を放った。しかし、不運にもヤンキースの一塁リゾの正面。アウトになった。

地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン氏は自身のX(旧ツイッター)に、「10回のオオタニのゴロでのアウトは打球速度107.8マイル(約173.5キロ)で、xBA(予測打率)は.630だった」と綴った。データ解析システム「スタットキャスト」の指標で打率の期待値を示す「xBA」では、極めて安打の確率が高い打球だった。

6月は6試合で打率.192(26打数5安打)、1本塁打。エンジンはかかっていないが、兆しはある。6月は得意とする月。8日(同9日)以降の打棒が注目される。(Full-Count編集部)

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