阪神・糸井SAが野球教室で小学生に指導、社会人軟式野球部「NINE」の監督で、元オリックス・宮崎氏と

 野球教室で子供たちと話す阪神・糸井SA(写真中央左)と、社会人軟式野球部「NINE」の監督を務める元オリックス・宮﨑祐樹氏(同右)

 阪神の糸井嘉男SA(42)が8日、大阪府豊中市のマリンフード豊中少年野球場で、株式会社「Nine Group」が主催する野球教室に参加した。

 地元の少年野球15チーム、合計113人を対象に指導。まずは走ることの大切さを伝え、ティー打撃に守備練習。現役時代に首位打者や盗塁王、7度のゴールデングラブ賞受賞と、走攻守に活躍した超人が野球の技術や、楽しさを惜しみなく子供たちに伝えた。

 主催の「Nine Group」は、人生を野球に全て捧げてきた人の受け皿として社会人軟式野球部「Baseball Team NINE」を設立した。元オリックスの宮崎祐樹氏(37)が監督に就任。野球中心の勤務を行いながら、運営する就労継続支援B型やグループホームでの福祉事業にも携わっていく。部での選手活動が終了しても同社が運営する各種業種への転職など、継続したサポートを受けられる。野球振興に尽力しながら地域貢献、社会貢献活動を行っている。

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