稲垣吾郎 「カッコいいのはもともとなので!」佐藤二朗の嫉妬をサラリとかわし、観客からは拍手

映画『あんのこと』公開記念舞台挨拶が6月8日に行われ、主演の河合優実さん、佐藤二朗さん、稲垣吾郎さん、入江悠監督が登壇しました。

本作は、実話をもとに描いた人間ドラマ。

過酷な人生を歩んでいた21歳の杏(河合)が、刑事の多々羅(佐藤)に出会い心を開いていく一方、週刊誌記者の桐野(稲垣)は、「多々羅が薬物更生者の自助グループの女性に関係を強いている」というリークを得て取材を進めていました。そんななか、新型コロナウイルスの出現により、杏が手にしたつながりは失われ…。

河合優実&稲垣吾郎に、佐藤二朗「お2人の答えが良すぎる」

イベントでは、作品にちなみ「“生きている”と実感する瞬間」について話しました。

佐藤さんが「晩酌です」と答えると、観客から「おぉ〜」と納得するような声が。佐藤さんは「わりと予想通り、みたいな…。皆さんのリアクションが薄かったので、他のを考えます」と続けて笑いを誘いました。

稲垣さんの回答は「朝起きたとき」。

「今日も1日が始まるな、生きてるなって思う」そうですが、佐藤さんは「いい答えなのか、さほどでもないのか、わからない!」と反応しました。

稲垣さんは「朝起きてルーティンのなかで、お散歩したり、ペットのお世話をしたり、植物に水をあげたり、部屋の掃除をしたり。朝5〜6時くらいに起きます。早寝早起きは健康の秘訣なので。仕事も朝します。台本読んだり」と明かしました。

自分で家事全般をこなしていると話すと、佐藤さんは「吾郎ちゃん、俺と結婚してくんない?」と“プロポーズ”。稲垣さんは「いいですよ」とサラリと答え、観客を笑わせました。

そして稲垣さんは改めて、生きていると思う瞬間は「心が動いたときだよね」とコメント。

これに佐藤さんは「うわ、なんちゅうカッコいい顔で!」と、そのイケメンぶりに嫉妬を見せましたが、稲垣さんは「カッコいいのは元々なので大丈夫です!」と、これまたサラリとかわし、会場からは大きな拍手が送られました。

そして河合さんは、映画や舞台を観に行き「『なんていい作品なんだろう』って思ったとき」に、“生きている”と感じるそう。「涙したときとか、声を出したくなったとき、感動の極致にいるときに、自分の生命力を感じます」と話しました。

すると佐藤さんは「お2人の答えが良すぎるので、晩酌はカットです!」と訂正して笑わせました。

映画『あんのこと』は、6月7日(金)より全国公開。
配給:キノフィルムズ
(c)2023『あんのこと』製作委員会

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