碓氷峠 国道18号旧道で「全日本ラリー第5戦」 群馬・安中市

国内最高峰のモータースポーツ「全日本ラリー選手権」の第5戦が安中市で初めて開かれ、碓氷峠の国道18号旧道を舞台に、国内トップクラスの選手らが熱戦を繰り広げました。

「全日本ラリー選手権」は、北海道や九州などの会場で合わせて8戦を通して争われるものです。県内での開催は2年ぶりで、安中市が会場になるのは初めてです。

発着地点の安中しんくみスポーツセンターではスタートセレモニーが開かれ、岩井市長らがフラッグを振り、出場する70台のラリーカーが次々とスタートしました。ラリーは1台ずつ時間を置いて出発し、2日間の走行タイムを競います。

伊勢崎市出身で選手権の優勝経験をもつ、新井敏弘選手と新井大輝選手も親子で参戦しています。国内最高峰のラリーを観戦しようと、会場には地元の家族連れやモーターファンが早朝から駆けつけました。

今回の舞台は碓氷峠の国道18号旧道です。めがね橋の前もコースに含まれていて、ラリーカーは迫力のある走りで熱戦を繰り広げていました。碓氷峠は人気漫画「頭文字D」の舞台にもなっていて、国道を使ったラリーは全国でも初めてだということです。

この大会は、9日まで安中市で開かれています。

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