【先週読まれた人気記事】ヒロミ「それは助かるよなあ」歯医者嫌いの救世主…わずか1.3%の歯科医にしかできないという“神様”の治療法とは

タレントのヒロミと俳優の小泉孝太郎がMCを務める『オー!マイゴッド! 私だけの神様、教えます』。5月25日の放送では、歯医者嫌いの救世主と言われる歯科麻酔科医が登場した。

番組では、街ゆく人にあなたにとって神のような存在“オー!マイゴッド!”について聞き込み調査を実施。下北沢で声をかけたのは、歯科衛生士をしている25歳の女性。彼女が“神”として名前を挙げたのは、ある歯科医師だった。

その神について、「スゴイなと思う先輩がいて、歯科医師さん」「さやかさんと呼んでいる」「すごくかわいくておキレイな自慢の先輩です」と語る彼女だが、尊敬するのは見た目だけではないという。「歯医者の資格を取った後に麻酔科の資格を取って」いるといい、「麻酔科医って歯医者の中で1.3%くらいしかいない。なので、まずその資格を取ったのもスゴい!」とリスペクト。

そんな神が行うのは『静脈内鎮静法』という治療法。“歯科恐怖症”といって、歯医者が怖くて通えないという患者のために、麻酔で患者が半分眠っている間に治療するのだという。ヒロミも思わず「それは助かるよなぁ」と一言。

わずか1.3%の歯科医しかできない“眠っている間に行う治療”とは?

さっそく歯科医院を訪れたその日、患者として来院していたのは、この日が3回目の静脈内鎮静法治療を行うという鎌田さん。

「10年ぐらい歯医者さんに通えないぐらい怖かった」という彼女は「最初の駆け込みの時から色々融通を(してくれた)」といい、「“数日後に結婚式が控えてるんですけど”と無理を言って治療していただいて、結婚式の4日前ぐらいに笑えるようになってよかった」と“神”への感謝を述べた。

歯医者が怖くて通えないという患者にとっての神様。それがこの歯科医院の院長・鹿乃さやかさん31歳。

この日鎌田さんに行うのは、虫歯6本と前歯1本にかぶせ物をする治療。一般的には何回かに分けて通院する必要がある本数だが、ここでは計7本の歯の治療を一日で一気に治療できるという。

それを可能にするのが、鎮静薬。鹿乃院長が「少しずつ眠くなっていきます」と言いながら投与すると、わずか45秒で完全に眠ってしまった。

恐怖心が強い患者は一度眠らせ、その後半分意識がある状態に戻して治療するのだという。

治療開始からおよそ2時間で終了。治療を終えた鎌田さんは「いつも通り寝て起きたら終わっているっていう感じで、怖くも痛くも何もない」と語った。

気になるお値段は、税込みで25万3000円。静脈内鎮静法のような保険適用外の治療を受けると、適用内の治療も患者承諾の上、全額自己負担になるのでこの値段になるという。

それでも「歯が1本なくなると、インプラントは1本45万してしまうので」と必要性を語る鹿乃さん。鎌田さんも「確定申告すればどうにかなるので大丈夫です」とうれしそうに医院を後にした。

前列一番左が、鹿乃さやかさん

そして、スタジオに『歯医者嫌いの救世主』鹿乃さやかさんが登場。

ヒロミが「歯医者さんちょっと怖いなって方でも、コレだとできる?」と質問すると、鹿乃さんは「歯医者が怖い方はもちろん、オエッってなってしまうような“嘔吐(おうと)反射”で治療ができない方などもいらっしゃるので、10年ぶりの歯医者という方もかなりいらっしゃいます」と、この治療法への需要の高さをうかがわせた。

小泉から「そもそもなぜ歯科麻酔科医の資格を取ろうと思ったんですか?」と問われると、鹿乃さんは「4年前に大きな交通事故に遭いまして、ICUに入院してたんですけど、その時に“痛みって自分にしかわからないな”っていうのを実感した」といい、「痛みを取れたり、不安を取り除ける歯医者になりたいと思って歯科麻酔科の道に進みました」と、志した理由を語った。

その後スタジオでは、鹿乃さんから“意外と知らない正しい歯磨きクイズ”が出題される流れに。

「歯磨きの前に歯ブラシをぬらす?ぬらさない?」という問題に、小泉は「僕はぬらしちゃいます」、ヒロミは「僕はぬらさないです」とそれぞれ解答。これは“ぬらさない”がオススメ。「泡立ってしまうと磨けた気分になってしまって、逆に磨き残しが増えてしまう」のだという。

続いて、「歯磨きした後にうがいは何回する?」という問題。ヒロミは「考えたことないけど、そんなにいっぱいしないかな。少し味が残ってるくらい」と答え、小泉も「5~6回なのかな」とお互い少ないつもりで解答。しかし鹿乃先生いわく正解は、さらに少ない1回。「虫歯の予防効果があるとされている、歯みがき粉に入っている成分がうがいと共に流れてしまうので、できるだけ流さないように少量の水で1回だけっていうのをオススメしてます」といい、ペットボトルのキャップ1杯分ぐらいで十分との見解を述べた。

さらに鹿乃さんの向上心は留まるところを知らず、“歯磨きラップ”を考案し、2021年には楽曲『White』をリリース。「いきなり思い立ったんですか?」との小泉の問いに、「歯医者が苦手な方を少しでも減らすにはどうしたらいいだろう?って思ったときに、“歯磨きラップ”を作れたらいいんじゃないか」と考えていたら、ちょうど「(フェスの)キャンペーンガールのオーディションの優勝景品が曲提供だった」と経緯を説明。そのオーディションでグランプリに選ばれ、楽曲の提供を受けたという。

あまりにできすぎた展開にヒロミは「そんなウマイことあります?」とこぼし笑いを誘った。

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写真提供:(C)日テレ

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