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福島県新地町の尚英中は5月中旬から、新聞を活用した新たな学習に取り組んでいる。
全学年で日替わりで担当の生徒を決め、気に入った新聞記事の内容を要約する。帰りのホームルームで発表している。質疑応答を交えるなど学年ごとに難易度を上げ、情報の取捨選択や聞く力を育む狙いがある。
町教委が新聞を提供し、活用法を模索していた。同校で国語を教える中塚久美子教諭は「(新聞を読むことで)知らない熟語や表現に出合うきっかけになる」と期待している。
2年の阿部遥斗さんは「将来に向けて新聞を活用したプレゼンテーションもやってみたい」と意欲を示している。