新感覚お化け屋敷『赤ん坊地獄』がお台場ダイバーシティに登場!赤ん坊を抱いて連れ戻せ!怖がりスタッフが行ってみた

お台場の『ダイバーシティ東京 プラザ』で、2024年6月1日から9月1日まで開催されているのが、新感覚お化け屋敷『赤ん坊地獄』。
東京ドームシティのお化け屋敷を手がけたチームが初めて他施設へ進出し、話題となっています。

そんな注目スポットを、お化け屋敷大好き!だけどちょっぴり怖がりなスタッフ2人が実際に体験!
お人形の赤ちゃんを取り戻すまでの恐怖…そして赤ちゃんを抱きかかえて進む先には…
狭い空間で繰り広げられる、ハラハラドキドキの恐怖体験。
その前半部分を体当たりレポでお届けします!

【画像15枚】新感覚お化け屋敷『赤ん坊地獄』恐怖の内部を画像で見る

入り口から恐怖心をかき立てる…

東京・お台場『ダイバーシティ東京 プラザ』の5階にあるこのお化け屋敷。
入り口付近には、白装束のような浴衣を着た、髪の長い女の人形がお出迎え…。

長い髪の毛で完全に隠された女の顔…。
髪はのりのようなもので固められていて、より不気味さがアップ…。
その風貌に、入場前から背筋がヒンヤリです。

数々の恐怖が待ち構える恐ろしい霊界へ!

いざ中へ入ると…案内されたのは四方の壁がすべて真っ黒な、不気味な部屋。
すると、低くて重みのある女性の声で、ストーリーが語られ始めました…。

【ストーリーとミッション】
霊界の男性と、人間界の女性との間に、1人の子供が生まれました。
母親は人間界で赤ん坊を育てることにしましたが、
霊界から現れた妖怪「産女」によって、赤ん坊は連れ去られてしまいました…。

はたして参加者は、妖怪「産女」の目を盗んで霊界から赤ん坊を取り戻し、
無事、人間界の母親の元へと届けることができるのか…?
それが今回のミッションです!

ストーリーを聞き終えると、「さぁドアを開けて霊界にお入り下さい」というアナウンスが。

「…よし…!」と決意した怖がりスタッフたちは、扉を引こうとするも…開けられず思わずヒヤリ…。
実は早くも動揺して、押戸を引き戸と勘違いしただけでした…(汗)

心を落ち着かせて扉を開け、おそるおそる最初の空間『僧侶の間』へと進むと…
一面が真っ赤に照らされた部屋の隅には、血だらけで倒れている2人の僧侶が…!

僧侶の顔をのぞくと…その形相は、口が割け、両目が別の方向を向いているおぞましい姿…。

よく見ると、壁にも飛び散った血がべっとり…
妖怪「産女」がここで暴れ、僧侶を手にかけたのでしょうか……。

ここでは、倒れてしまった2人の僧侶の間を通らなくてはなりません。
僧侶の足が妙にリアルで、今にも動きそう…。
スタッフたちはおびえながらも、つま先立ちで飛び越えて次へと進みました。

泣いている赤ちゃんを抱いて進む!? 恐怖の瞬間!妖怪の目の前に、泣いている赤ちゃんが!

僧侶の間を抜けると、左側にはカーテンがかかっており、左奥に明らかに何かの気配を感じます…。

危機を察知し、体中に寒気を感じるスタッフたち…。「うわぁ待って待って…(汗)」と、右の壁にぴったり背中をつけて、ゆっくりカニ歩きで進みます…。

そして、恐る恐る先へと進んでいくと…
カーテンの先に現れたのは……真っ白い浴衣を着た妖怪「産女」の姿が!
その姿は、ぜひ実際に現地で見ていただきたいですが、
発見したスタッフ2人の背筋は、凍りつきました…。

ここはメインエリアである『産女の部屋』。
産女は目を閉じていて、どうやら“うたた寝”をしている様子。

そして産女の前には、「おぎゃぁぁぁ」と泣く赤ちゃんがいました!
目を覚ます前に、勇気を出してかごの中にいた赤ちゃんを取り戻します…!

産女が動くのではないかと警戒をしながら、姿勢を低くしてそーっと近づき…
無事、怖がりスタッフたちは赤ちゃんを抱き寄せることに成功しました!

そして赤ちゃんを抱いたまま、ひっそり先へ向かおうとすると…?

ここから先は行ってからのお楽しみですが、この先、さらに恐ろしい恐怖が待ち構えていました!
進んでいる途中では、抱いている赤ちゃんが突然泣き出すことも!

今回、あまりにも怖すぎて、怖がりスタッフ2人ははや歩きで進んでしまいましたが、
勇気のある方は、ぜひ近距離でじっくりと、ふりかかる恐怖を味わってみて下さい!

【詳細情報】
東京ドームシティ presents お化け屋敷『赤ん坊地獄』
開催期間:2024年6月1日(土)~9月1日(日)
開催時間:営業時間に準ずる
場所:ダイバーシティ東京 プラザ 5F
料金:1,500円~ ※料金は時期により変動する場合あり
入場規定:6歳以上 ※3~5歳までのお子様は要付き添い(抱っこ・おんぶは不可)

『赤ん坊地獄』のプロデュース・五味弘文氏にインタビュー

東京ドームシティのお化け屋敷も手がけ、今回の『赤ん坊地獄』の演出も担当した、お化け屋敷プロデューサー・五味弘文氏に見どころを聞きました。

――今回のお化け屋敷『赤ん坊地獄』の見どころを教えて下さい。

ただお化け屋敷を見て回るだけでなく、赤ん坊を持って中を回らないといけない。また、母親のもとに届けなきゃいけない。そこら辺が普通のお化け屋敷と違い、もう少し物語に参加している感じが強まるところがポイントです。

――スペースが狭い中での開催でしたが、苦労した点はありますか?

スペースがぎゅっとしているので、わりと全体的にお化けと自分の距離が近いと感じる良い点もあります。
苦労したのはやっぱり狭い中で、どうやったらお客さんに満足感を与えられるか。狭い中でなるべくたくさん演出を盛り込みたい、そこらへんの工夫がちょっと必要でした。

――今回の内容はどんな人に楽しんでもらいたいですか?

ダイバーシティ東京 プラザは、海外のお客さんが東京ドームシティに比べてかなり多いので、海外のお客様には、ぜひ日本のお化け屋敷を味わって欲しいなと思っています。

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