【スターダム】ユニット解散マッチ浮上 6・22代々木でQQと大江戸隊が最終決戦へ

上谷沙弥(左)に迫る刀羅ナツコ

女子プロレス「スターダム」の22日東京・国立代々木競技場第二体育館大会で、因縁深まる「クイーンズ・クエスト(QQ)」と「大江戸隊」の最終決戦が行われることになった。

8日の名古屋国際会議場イベントホール大会で、QQの上谷沙弥&レディ・C&天咲光由は、大江戸隊の刀羅ナツコ&渡辺桃&テクラと激突。QQの新リーダーに名乗りを上げている上谷だが、序盤から敵軍に捕まり猛攻を浴びた。

QQ入りのラブコールを送っている渡辺には顔面を踏みつけられ「私を入れたいんじゃねえのか? しっかりやれよ!」と罵声を浴びせられる始末。結局、反撃らしい反撃もできないまま、最後はテクラの蜘蛛絡みでレディが敗れた。

試合後にマイクを握った大江戸隊リーダーの刀羅からは「上谷! いつまでも桃に執着してんなよ。お前ごときが、大江戸隊の渡辺桃の心を動かせると思うなよ。毎度毎度、大江戸隊に絡みやがってよ、もうウンザリだ!」と吐き捨てられた。

さらに「だから考えた。6・22の代々木、大江戸隊とQQの最終決着だ。最後だからまた敗者が抜けるルールでもいいし、もっと華やかにユニット解散するとかでもいいし」と提案。ルールについては岡田太郎社長に一任し、両軍が試合形式に合意するための調印書を用意することを要求した。

「お前、自称リーダーなんだろ? 腹くくれよ。お前のせいでQQ、なくなるかもな」と刀羅から迫られた上谷は、バックステージで「私のせいで、こんなことになってしまって…」と涙を流しながら顔を覆った。

するとAZMは「上谷のせいじゃない。上谷はQQをよくしようと思っていて、絶対に上谷のせいじゃない」と慰めつつ「最終決戦? いいよ、やってやるよ。今年もアイツらを潰して終わりにしよう」ときっぱり。敗者離脱マッチか、それともユニット解散マッチか、6・22代々木決戦は老舗ユニットの命運をかけた一戦になる。

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