「伴侶にして!」と追い回しマンションに潜伏したことも…韓国アイドルの“50代ストーカー女”、控訴審が決まる

ガールズグループApinkのチョン・ウンジを数年間にわたって苦しめた、50代ストーカー女に対する控訴審が開かれる。

6月7日、法曹界によれば、ソウル中央地方裁判所は来る7月9日に、ストーカー犯罪の処罰などに関する法律違反容疑などで起訴された50代女性A氏に対する控訴審を開く。

A氏は2020年からチョン・ウンジに「私をあなたの執事として、伴侶として受け入れてくれますか」という内容のメッセージをはじめ、5カ月間にわたってSNSやファンコミュニケーションアプリ「bubble」を通じて計544回ものメッセージを送ったことが明らかになった。

またA氏はチョン・ウンジに食べ物を送ったり、バイクを利用して汝矣島(ヨウィド)から清潭洞(チョンダムドン)までチョン・ウンジの車を追いかけるなどのストーカー行為を繰り返し、2021年7月にはチョン・ウンジが住むマンションに潜伏して警察に発覚したりもした。

チョン・ウンジ

以降、A氏は「二度とメッセージを送らない」と所属事務所に明らかにしたが、その後も繰り返しメッセージを送ったため、最終的に所属事務所が訴訟を起こした。

今年1月18日、ソウル中央地裁・刑事13単独(イ・ヨンジェ判事)はA氏に懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。また、罰金10万ウォン(約1万円)と保護観察、社会奉仕120時間、ストーカー犯罪再犯予防講義40時間の受講も命じた。

裁判所は「被害者が相当の精神的な衝撃と苦痛、不安、恐怖を体験したと見られるにもかかわらず、被告人は犯行を否認し、反省する姿を見せなかった」と量刑理由を説明した。

しかしチョン・ウンジ側もA氏も1審の判決を不服とし、控訴していた。

1審で実刑を免れたA氏に控訴審でどんな判決が下るか、注目が集まっている。

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