サッカー女子WEリーグのINAC神戸は8日、DF竹重杏歌理（21）とMF天野紗（20）が海外移籍に向けて退団すると発表した。
竹重は愛知県出身。日ノ本高から2021年に加入し、今季は主力として自己最多のリーグ戦20試合に出場した。京都府出身の天野はINAC神戸U-15から在籍し、世代別日本代表を経験。今季はリーグ戦12試合に先発するなど出場時間を大幅に増やしていた。
竹重は「プロという新しい景色と世界を感じ、多くのことを学べた」などとコメント。天野は「INAC神戸のエンブレムを背負って戦うことができて、とても幸せだった」などと振り返っている。（有島弘記）
