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DeNAが負のスパイラルにハマり込んでいる。8日のソフトバンク戦(横浜)でも3―5と敗れ、泥沼の4連敗。早くも交流戦3カード目の負け越しも決まり、今季最多の借金6となった。
先発マウンドには東が立ったが、4回に甲斐の適時打で先制点を献上。粘りの投球を続けていたものの、7回にかつてのチームメートだった代打・嶺井に2ランを被弾し、リードを3点に広げられた。
一方の打線は相手先発のスチュワート・ジュニアらホークス投手陣を打ち崩せず、終盤まで悪戦苦闘。しかし、7回にホークス守備陣のミスも絡んで無死一、二塁と好機をつくると、オースティンが相手の3番手・松本から5号3ランを放って試合を振り出しに。本拠地スタンドは大きく沸き返り、一塁側ベンチもお祭り騒ぎとなったが、そんな反撃ムードも結局は一瞬の出来事だった。
タイスコアとなった9回に3番手・森原が今宮、代打・佐藤と2本の適時打を含む計4本の集中打を浴びせられ、2点を勝ち越されてジ・エンド。この最終盤のイニングでは二塁手の牧が中継プレーの際に〝お手玉〟してしまい、本塁送球ができないなど守備の乱れもあらわとなり、後味の悪さだけが残った。
試合後の三浦大輔監督(50)は「苦しい展開でしたけど、オースティンがあそこで(打って)追いついたまでは良かったんですけどね」と険しい表情でコメント。東については「良かったと思う。先制はされたが、あそこの(嶺井の)ホームランが痛いホームランになりましたけど、しっかりとゲームは作ってくれたと思います」とし、7回8安打3失点でクオリティー・スタートの投球内容を評価した。
最後に9日のソフトバンクとの3戦目に向けて「連日たくさんのファンの方が来ていただいて、なかなかいい試合を見せられずに…。明日何とか1つ見せられるようにやっていきたいと思います」と述べ、唇をかみしめながらも前向きな言葉で締めくくっていた。
暗いトンネルの出口は一体どこにあるのか。