皮肉コメントに激怒!校内暴力疑惑を一度は謝罪するも…2年後に「やっていない」と主張した『夫婦の世界』女優

ドラマ『夫婦の世界』で知られる女優のシム・ウヌが校内暴力疑惑と関連したコメントに怒りをあらわにした。

シム・ウヌは最近、自身のSNSに「今日は我慢しない」とし、ユーザーから送られたコメントを公開した。

そこには「誰かは地獄のような日常に苦しんでいるのに…お幸せに」と書かれていた。シム・ウヌが校内暴力疑惑に包まれていながら、平穏な日常を過ごしている姿を皮肉ったのだ。

これに対してシム・ウヌは「やることがないのですか?まともに知らないくせに、丁寧に訪ねてきて、悪質なメッセージを送らないでください。自分の人生を精一杯生きてください」と返答した。そして「今日は我慢しない」としてコメントを公開した。

一度は謝罪したが…「やっていない」

シム・ウヌは2021年3月、学生時代に校内暴力の加害者だったとの疑惑が浮上した。

(写真提供=OSEN)シム・ウヌ

疑惑を提起したAさんは中学生時代、シム・ウヌが有名な不良で、彼女の主導で集団的ないじめを受けたと主張した。疑惑が浮上するとシム・ウヌは「学生時代、私の未成熟な言動によって友人に心の傷が深く残っていたことがわかった。心から申し訳ない」と頭を下げた。

騒動は一段落したが、2年後の2023年3月、シム・ウヌは「最初に文章を書いた人が誰なのかまったくわからず、ある友人の連絡を通じて伝え聞いた。私と当時の所属事務所は、記憶にないことを無条件に認めることはできなかったので否認し、意図とは違って真実をめぐる攻防につながった。(ドラマ『舞い上がれ、蝶』の)PDと当時の私の所属事務所で、その友人(Aさん)と姉に会って謝罪し、私がSNSに謝罪文を載せたことによって、校内暴力の加害者と認めたことになった」と心境を明らかにした。

そしてシム・ウヌは、Aさんを名誉毀損の疑いで刑事告訴した。だが警察は、Aさんに対して「嫌疑なし」で不送致決定を下した。

すると今年5月、シム・ウヌ側は公式立場を通じて「シム・ウヌは中学校の同級生だったA氏が提起した校内暴力イシューと関連して、A氏の主張のように、校内暴力を行った事実はない。最近、A氏に対して行われた警察での不送致決定は、A氏の陳述が偽りかどうかを判断するには証拠が不十分で、A氏を処罰しにくいという趣旨であるだけで、A氏の陳述を事実として認めるものではない」と述べた。

続けて「それにもかかわらず、あたかも今回の決定で、シム・ウヌが校内暴力の加害者であるかのように報道したことは事実と違う」と強調し、「シム・ウヌは真実を明らかにしようと助けてくださる多くの方々の応援に勇気を出して、法律専門家の助力を受けて異議申請、抗告、裁定申請などの方法で無念を晴らすために、再捜査を要請するなど努力を尽くすつもりだ。これを通じて最終的には、シム・ウヌの無念が十分に疎明され、誤解が解消されることを願う」と伝えた。

(写真提供=OSEN)シム・ウヌ

同時に「繰り返し申し上げるが、シム・ウヌは中学校在学中に校内暴力を行った事実はない」と、校内暴力疑惑を強く否認した。

また、シム・ウヌが校内暴力疑惑に対して謝罪した理由として、「このようなイシューが最初に提起された時点で撮影が相当部分進行された作品に参加しており、その作品と作品に関係した方々に被害が転嫁されないよう、迅速に整理しなければならないという制作陣の助言により、校内暴力の事実がなかったにもかかわらず謝罪文を作成し、A氏と協議や確認を経て、謝罪した経緯があった。しかし協議を経た内容だったにもかかわらず、A氏が再び真正性を問題視し、さらに公論化され、シム・ウヌは告訴を通じて真実が明らかになることを願いながら、毀損された名誉を回復するための努力を傾けるほかはなくなった」と説明した。

実際にシム・ウヌは継続して校内暴力疑惑に反論し、嫌疑なしで終結したA氏の名誉毀損疑惑に対して再捜査を要請するとしており、真実を明らかにするという強力な意志を示している。

なお、シム・ウヌは6月9日まで演劇『雨は降るけど会いに行くね』(原題)の舞台に立つ。

(記事提供=OSEN)

◇シム・ウヌ プロフィール

1992年6月2日生まれ。2015年の短編映画『2人の姉妹』でデビュー。ドラマ『あやしいパートナー~Destiny Lovers~』『アスダル年代記』などを経て、2020年の大ヒットドラマ『夫婦の世界』にミン・ヒョンソ役で出演して注目を集めた。しかし2021年3月、学生時代にいじめの加害者だったとの暴露を受け、最終的に謝罪して活動を中断した。2022年11月、映画『セイレ』(原題)で復帰した。

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