パトカーに追跡された車、コンクリブロックに衝突 一時不停止で3キロ逃走 兵庫県淡路市

兵庫県警淡路署=淡路市岩屋

 8日午前10時35分ごろ、兵庫県淡路市大谷の路上で、県警淡路署のパトカーに追跡されていた乗用車が、駐車中の軽乗用車やコンクリートブロックに衝突した。けが人はなかった。

 同署によると、同日午前10時ごろ、同市浦で、同署のパトカーが一時不停止の疑いがある乗用車を発見。停止を求めたが逃げた。

 同署は逃走車を手配し、捜索。パトカーの同署員が車を見つけ、職務質問しようとしたが、再び車は逃走した。逃走中、車は衝突事故を起こし、さらに走って約3キロ逃げた所で前方に別の車が止まっていたため進めなくなり、停止した。

 逃走中、交差点で一時停止しなかったとして、同署は道交法違反容疑で、大阪府堺市の会社員の男(40)を現行犯逮捕した。男は「逃げることに夢中になっていた。一時停止には気付かず通過したと思う」と容疑を認めている。

 同署は、追跡時の状況などを調べている。

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