男子日本代表 スロベニアに快勝しVNL福岡大会は3勝1敗で終了

男子日本代表(ドイツ戦時のもの)【写真:Volleyball World】

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024 福岡大会、日本(FIVBランキング5位)は6月8日(土)に男子予選ラウンド第2週の4戦目を迎え、スロベニア(同6位)と対戦。3-1で勝利し、通算成績6勝2敗で第2週を終えた。

7日のポーランド戦はメンバーから外れていた関田誠大と髙橋健太郎が戻って迎えた、日本にとってのホーム最終戦。激しい競り合いとなった第1セットは、終盤に髙橋藍のサービスエースや好レシーブで一歩抜け出すと、相手ミスもあって逃げきり先取に成功した。

スロベニアに7本のブロックを決められた第2セットはティネ・ウルナウトの連続サービスエースもあって落とした。第3セットは小野寺太志のブロックや西田有志のサービスエースで14-10とリードしたが、16-16で追いつかれたあとは一進一退。ジュースにもつれたシーソーゲームは最後、髙橋藍がネット際の二段トスを押し込んでものにした。

今大会、ここまで全勝のスロベニアは第4セット序盤にスパイクミス。わずかなリードを保った日本は髙橋藍らの得点で相手の追い上げをかわし、最後は西田のバックアタックで勝負を決めた。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定。今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあるが、日本の男子は昨年のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第2週福岡大会

日本(FIVBランキング5位) 3-1 スロベニア(同6位)

(25-23、19-25、26-24、25-21)

■日本の第1セットスターティングメンバー

髙橋藍、小野寺、関田、石川、山内、西田、リベロ山本

■日本のトップスコアラー

西田 25得点(アタック19得点、ブロック2得点、サーブ4得点)

髙橋藍 16得点(アタック15得点、サーブ1得点)

石川 12得点(アタック11得点、ブロック1得点)

■日本の次戦(予選ラウンド第3週フィリピン大会第1戦)

6月18日(火)現地20:30(日本時間21:30)

対戦相手:カナダ(FIVBランキング12位)

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

BS-TBS 6月18日(火)21:00~

U-NEXT 6月18日(火)ライブ配信予定

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

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