センチュリー、第二種型式認証取得済の災害対応ドローン「D-HOPE Ⅰ-J01」を展示[Japan Drone 2024]

災害対応ドローン「D-HOPE Ⅰ-J01」

2024年3月に第二種型式認証を取得したセンチュリーの災害対応ドローン「D-HOPE Ⅰ-J01」。同社のブースでは型式認証を取得した機体と、取得していない機体がそれぞれ展示されていた。どういうことなのか。

担当者は、次のようにコメントする。

D-HOPE Ⅰ-J01が取得した第二種型式認証では『ウィンチを搭載した機体による目視外飛行を実施する場合』に、承認申請が省略できます。このような形となったのはお客様のニーズと我々の使いやすさ、どちらにもバランスよく対応できるためです。型式認証取得にあたり、機体には日本製やドイツ製の部品を使うようにしています。

災害対応を謳う本機。では、どのような使われ方をしているかというと、ウィンチに救援物資を吊り下げ、カメラで周囲の監視をするといった形だ。救援物資にはAED(自動体外式除細動器)や水、食料などが含まれる。

型式認証を取得していない機体にはカメラモジュールのペイロードが取り付けられていた。また、球体の消火剤を投下する「消火剤投下モジュール」も展示。今後はこういったモジュールを搭載した状態での型式認証取得についても期待したい。

▶︎Japan Drone 2024

© 株式会社プロニュース