【あみあみ展示撮り下ろし】鋭い眼光に見つめられたい!?「劇場版空の境界 両儀 式」直死の魔眼を持つ少女がコトブキヤからフィギュア化

by 高島おしゃむ

【両儀 式】

2024年12月 発売予定

価格:22,000円

撮影:あみあみ秋葉原ラジオ会館店

コトブキヤより、2024年12月に発売される1/7スケールフィギュアの「両儀 式」。こちらは、劇場版アニメ「空の境界」に登場する主人公の両儀式を立体化したものだ。今回は、鋭く相手をにらみつける殺気に溢れるようなスタイルで再現されている。

両儀式は元々クールな性格の持ち主だが、そのカッコ良さがこちらのフィギュアでも見事に表現されている。日本刀を両手で構えた躍動感溢れるポーズも素晴らしく、360度あらゆる角度から眺め回したくなるような出来映えになっている。

フィギュアの素材はPVCとABSで、台座部分を含む全高は約250mmだ

「空の境界」という作品自体が、どちらかというとハードボイルドな雰囲気の作風だが、こちらの両儀式も鋭い眼光が印象に残る独特の作風だ。その反面、ショートカットのヘアには、1本だけアホ毛が飛び出しているところがあるなど、アニメチックな要素が盛り込まれているところは面白い。

この髪の部分だが、クリアパーツが使われているため毛先にかけて透き通るようなグラデーションが掛かっている。そうしたこともあってか、ただの黒髪とは異なる水彩画のような繊細な見た目になっており、それも含めて作品の世界観がしっかりと表現されている印象だ。

真剣なまなざしだが、アホ毛が飛び出している!?
この何かをにらみつける鋭い眼光が素晴らしい
髪は毛先にかけて透明感のあるグラデーションになっている

こちらのフィギュアが躍動的に見えるのが、なんといっても両儀式が身に付けている着物だ。刀を持ち上げているということもあるのだが、裾の辺りが舞い上がっている。まるで、これから激しい戦闘に入る前の一瞬をとらえたかのようだ。

手に持つ日本刀も本格的だ
ひらひらと舞い上がる着物の裾。そこにも花が描かれている
もう片方の手で剣先を持つポーズもクールだ

両儀式が身に付けている着物部分には、上品な光沢感のある仕上がりに見えるようにパール彩色が施されている。そうしたことも相まって、着物姿ならではの美しさが出ているのだろう。台座部分も独特な形状をしているが、こちらは桜が舞い散る水面をイメージしており、全体的に和風に統一されている。

帯でウエストをぎゅっと締めている分、体のラインも良く出ている
着物の絵柄や質感の表現もうっとりとするほどだ
波紋が広がっているような台座は、桜が舞い散っている水面を模している

こちらの「両儀 式」は、現在あみあみ秋葉原ラジオ会館店で展示中のデコマスだ。ちょうどこの記事を書いているタイミングで予約の受付も開始されたが、コトブキヤショップ限定で「直死の魔眼パーツ」と「ヘアパーツ」で、4つのスタイルに変更できる特典が付属しているので、そちらも合わせてチェックしておくといいだろう。

(C) 奈須きのこ/講談社・アニプレックス・ノーツ・ufotable

© 株式会社インプレス