千賀滉大、前半戦絶望か 指揮官示唆「妥当だろう」…ブルペンで状態確認へ「悪くない」

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

メンドーサ監督が示唆「タイムテーブルを設けるのは、まだ難しい」

メッツの千賀滉大投手について、カルロス・メンドーサ監督は8日(日本時間9日)、前半戦は復帰できないだろうとの見通しを示した。MLB公式サイトのアンソニー・ディコモ記者が伝えた。

千賀は2月に右肩痛を訴えて離脱。自身の血小板を注入して組織の修復を図る「PRP注射」を打ち、治療に専念。開幕を負傷者リストで迎えた。

4月下旬に実戦形式の投球練習「ライブBP」に臨んだものの、5月下旬に上腕三頭筋の炎症が判明。コルチゾン注射を受けた後、ノースロー期間を経て、5月28日(同29日)にキャッチボールを再開していた。

試合前の取材に応じたメンドーサ監督は千賀について、「悪くない。今週末、遠投を行う。来週のどこかのタイミングでブルペンに入ることを祈っている」と話し。次のステップについては「ブルペン後の様子を見てから決める。現状ではタイムテーブルを設けるのは、まだ難しい」と指摘。前半戦の欠場が予想されるかと問われると、「ああ。妥当だろう」と説明した。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2