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ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が、一階級下のWBA世界バンタム級9位のエロス・コレア(31=米国)から〝対戦予約〟された。
海外の格闘技メディア「Zeファイト」によると、コレアは、バンタム級に井上の弟でWBA王者の拓真(大橋)がいることを踏まえ、こう宣言した。「まずは弟(拓真)を追いかけるつもりだ。弟を倒したら、今度は兄に挑戦したい。勝てる可能性はある。彼がルイス・ネリにノックアウトされるのを見たし、彼は無敵ではない。すべてのことは起こり得る」
その一方でバンタム級のライバルたちにも挑戦状だ。同級は拓真のほか、IBFの西田凌佑(六島)、WBCの中谷潤人(M・T)、WBOの武居由樹(大橋)と主要4団体王者を日本人が独占中。コレアは「バンタムは非常に競争が激しい。簡単に倒せるわけではないが、現階級の世界王者にも全員に勝てそうな気がする」とも言ってのけた。
コレアが〝日本人選手狩り〟を狙っているかのような意気込みは、〝グレーシーハンター〟と称された桜庭和志のキャリアからインスピレーションを受けているからだという。果たしてモンスターとの対戦までたどり着けられるのだろうか。