奈良県警香芝署が「ロックの日」啓発 鍵かけを呼びかけ

防犯グッズを受け取る買い物客(左)=7日、香芝市磯壁3のじゃんぼスクエア香芝店

 きょう6月9日の「ロックの日」を前に、奈良県警香芝署は7日、鍵かけを呼びかけて空き巣や乗り物盗難被害を防止しようと、香芝市磯壁3丁目の「じゃんぼスクエア香芝店」で、買い物客にワイヤー錠を配る啓発イベントを行った。

 商業施設の一角で、警察官や少年補導員、地域安全推進委員らが啓発グッズやパンフレットを配布。県警マスコットキャラクターのナポくん・ナピちゃんとの記念撮影ブース、子ども用に塗り絵ブースを設けた。

 山口尚久署長(52)は「無施錠による自転車盗難や住宅侵入で窃盗が起きている。鍵かけを意識してほしい」と呼びかけ。

 長男・響ちゃん(2)と買い物に訪れ、ワイヤー錠や反射板を受け取った葛木晃さん(41)は、「ご近所で空き巣の話もある。せっかく自転車用の鍵をいただいたので、二重ロックを心がけてみようと思う」と話した。

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