テレ朝・大下容子アナと「新しい地図」 NHK「ワルイコあつまれ」での異例コラボが大好評

大下容子アナ(C)日刊ゲンダイ

4日放送「ワルイコあつまれ」(NHK)に新しい地図の香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎とテレビ朝日の大下容子アナが出演し、話題をさらった。

NHKの番組に他局のアナウンサーが出演することは異例。大下と香取慎吾はテレ朝「SmaSTATION‼」で16年もの長きにわたって共演していた仲で、久々の共演に歓喜するファンがSNSなどに投稿し、盛り上がった。

人気コーナー「子ども記者会見」に登場した大下。一日のスケジュールやルーティンを紹介する中でNHKのカメラがテレビ朝日に入り、その様子を映していた。

「AIアナウンサーについてはどう思いますか」と聞かれ、「AIアナウンサーは『噛まない 老けない 失言ない』と思ってますし、取って代わられるといつも危機感をもっていますし」と言いつつも、「人間アナウンサーで頑張りたい」。

最後は「いつもは稲垣さんのように会見を進行したり、子ども記者の皆さんやしんごちん記者(香取)のように質問する立場なので、こういう形での出演は初めてで、記者会見に出る方の気持ちが分かりました。この経験は次に自分が取材する時に生きると思います」と最後まで真面目そのものだった。

アナウンサーの仕事を語るなら、それこそNHKのアナウンサーでもいいはずだが、あえて他局の大下アナを呼ぶことに番組の挑戦を感じる。

思えば、旧ジャニーズ事務所から独立し、仕事がまったくない状態だった3人を起用する番組をいち早く立ち上げたのもNHKだった。当初はEテレで特番という形だったが、2022年4月からレギュラー化、そして今年4月からは総合火曜23時に枠移動。このことからもNHKの期待がわかるというものだ。

「ブギウギ」の草彅剛や「燕は戻ってこない」の稲垣吾郎、「古代王国バラエティー なんだフル⁉」MCの香取慎吾とNHKに重用される新しい地図の面々。

そんな3人を見て、主演ドラマ苦戦中の木村拓哉は何を思う?

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