カミナリたくみ、“1000万円超のアメ車”を即決購入 特殊な車体に大絶叫「でけぇ!」

お笑いコンビ「カミナリ」の石田たくみが、約1000万円の「フォード・ブロンコ」を購入したとYouTubeで報告した。

2024年6月7日、公式YouTubeチャンネル「カミナリの記録映像」に公開した「【アメ車】カミナリたくみ(35)1000万超えの新車・Fordのブロンコをカッケェからすぐ買う【コンビの絆】」と題した動画でたくみは、相方の竹内まなぶに「今日は僕のお買い物に付き合ってほしい」と突然お願いする。続けて「フォードのブロンコっていう車なんだけど、それをいまから買いに行く」と切り出すと、寝耳に水の発言に「車買うの!?」と、まなぶは驚きを隠せない。

1966年に誕生したオフロードSUV「ブロンコ」は、1996年に一度生産終了。その後、2021年に復活しているものの、製造元であるフォードが日本市場から撤退しているため簡単に買える車ではない。

しかし、友人からその存在を知らされて欲しくなったというたくみは、販売している販売店を突き止めた上で、妻にも今朝、新車購入の了承を得たのだという。既に手筈が整えられており、本気度の高さがうかがえる。ためしにまなぶが「(自動車販売店で)買う、買わないみたいな、ああいうシーンもない?」と確認すると、たくみは「もう買う!」と強い意志を示した。

その後、自動車販売店へ訪れて実物を目の当たりにすると、たくみは「やべぇ! でけぇ!」と絶叫した。たくみのために用意されていたのは、アズールグレーの「ブロンコ ワイルドトラック AWD」。ホイールの中心にあしらわれた馬のマークを指してたくみは「見て、この馬! ブロンコのマークです。ブロンコと言えば、この馬なんですよ」と大興奮。また、フロントグリルに刻印された車種名を「カッコよくねぇ? B・R・O・N・C・O!」と読みあけるなど、子どものようにはしゃいでいた。

そんな夢中になっているたくみの様子を、まなぶは少し離れたところから見守る。コンビ結成14年。まなぶは「自分たちのキャリアを思い出しちゃいますね。(たくみが)こういうでっかい車に乗ってくれると」としみじみと語り、「ヤバい、ちょっと泣きそう…‥」とつぶやいた。さらに、「コントやって、急に漫才やってみっぺって。たくみの阿佐ヶ谷の家で、たくみももう子どももいたんですよ。飯が食えなくて……」と駆け出し時代の思い出を振り返りつつ、今やブロンコの左ハンドルの運転席に座り、販売店のスタッフから説明を受けるたくみに目を細める。そして「ヒストリーを思い出しちゃう。ヤバい。マジ泣きそう……」と感傷に浸っていた。

ちなみにたくみが想定していた価格は600~700万円。店舗のスタッフから1000万円以上することを告げられると笑うほかなかったが、それでも決意は揺るがない。まなぶが喫煙所でタバコを吸っている最中に、たくみは「本来まなぶが隣にいる状況でこの言葉を言ったほうがいいかなと思うんですけど、タバコ吸ってるの待ってられないので、先言いますね」と前置きし「買います! 僕これにします」と宣言していた。

こうして苦節14年で1000万円超の「フォード・ブロンコ」を手に入れたたくみと、まなぶが見せた相方愛に、コメント欄には「フォード買えるなんて、売れたなぁ!たくみくん、おめでとうございます!」「相方が車を買うことで涙腺が緩むまなぶくん本当にいい人過ぎてこっちも泣ける」「このチャンネルでしか味わえない多幸感があるんだよなぁ」などの声が寄せられている。

(文=こじへい)

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