早田ひな、平野美宇との“黄金世代対決”をフルゲームの激闘で制す 張本智和との混合ダブルスは制覇、日本のエースが2冠に王手【WTTコンテンダー ザグレブ】

卓球の「WTTコンテンダー ザグレブ」は現地時間8日、女子シングルスの準決勝が行われ、世界ランキング5位の早田ひな(日本生命)は同11位の平野美宇(木下グループ)と対戦。フルゲームの末に3-2で勝利し、決勝進出を決めた。

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■強行スケジュールを感じさせず

早田は鄭怡静(台湾)との準々決勝では鋭いフォアを武器にエース対決で完勝。また、張本智和(智和企画)と組んだ混合ダブルスでは決勝に挑み、シン・ユビン、イム・ジョンフンの韓国ペアをフルゲームで下し、一足先に優勝を決めてからシングルスの準決勝に臨んだ。

難敵のベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)をストレートで下していた平野との“黄金世代対決”では、平野のサービスやバックハンドでのレシーブの前に第1ゲームを落とし、第3ゲームも終盤に平野に得点を重ねられ王手をかけられた。しかし、第4ゲームを奪うと、平野の粘りにあった第5ゲームでは、デュースから最後はフォアドライブを沈め、13-11で勝利。逆転でこの激闘を制した。

これで早田は木原美悠(木下グループ)をストレートで下していた張本美和(木下グループ)との決勝へ。混合ダブルスとの2冠獲得に王手をかける形となった。

早田ひな、張本智和ペアが優勝した(C)WTT

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