花火で闘病の子応援、活動知って 津松菱で9日から写真展 三重

【スマイル花火プロジェクト「エールの花火写真展」ポスター】

 【津】小児病棟で病と闘う子らに花火でエールを送る「スマイル花火プロジェクト」の写真展が9―16日、三重県津市東丸之内の松菱7階「和食処・甘味処『柚子の郷』」入口フロアで開催される。午前11時から平日は午後4時、土日は午後6時まで。火曜定休。

 小児病棟や児童養護施設の子を応援する団体「スマイルカレンダープロジェクト」(寺際伸一代表)では令和2年から年1回、三重大病院近くで花火を打ち上げている。写真展はこれまでに愛好家らが撮影した花火の写真を通じて活動を知ってもらおうと企画。津市や鈴鹿市の5人がこれまでに撮影した、病院と花火を捉えた作品など計54点を展示する。

 初日の9日は全国で小児がんの子や家族を応援する企画「レモネードスタンド」が開かれる日で、同店でも1杯300円でジューシーレモネードを販売し、売り上げを同団体に寄付する。

 寺際代表(50)は「写真展を通じて不自由せず生活できることが当たり前でないと感じてほしい」と来場を呼びかけている。

© 株式会社伊勢新聞社