レッズ7連勝で5割復帰目前に 前日途中交代のカブス・鈴木は欠場

【カブス3-4レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

日本時間6月9日、6連勝中のレッズは本拠地グレートアメリカン・ボールパークでのカブス4連戦の3戦目を迎え、接戦を制して4対3で勝利。連勝を7に伸ばすとともに、借金を1に減らして5割復帰に王手をかけた。レッズ先発のアンドリュー・アボットが5勝目(5敗)、6番手のジャスティン・ウィルソンが今季初セーブを挙げ、カブス先発のベン・ブラウンは3敗目(1勝)。なお、前日の試合で身体の左側にボールを受けた影響で途中交代したカブスの鈴木誠也はスタメンを外れ、最後まで出場しなかった。

1回表にダンズビー・スワンソンのタイムリー二塁打で先制されたレッズだったが、6連勝中と勢いに乗るチームは1点のビハインドをものともしなかった。1回裏二死からジェイマー・キャンデラリオが9号ソロを放ち、すぐさま同点に追いつくと、3回裏一死1塁からTJ・フリードルに3号2ランが飛び出して勝ち越しに成功。先発のアボットが5回まで5安打1失点に抑えると、5回裏一死3塁からフリードルの内野ゴロの間に4対1とリードを広げた。

6回から継投に入り、6回表にヤン・ゴームスのタイムリー二塁打、8回表にもピート・クロウ=アームストロングの内野ゴロの間に1点を返されたが、最後は9回表一死1・3塁のピンチでマウンドに上がった6番手のウィルソンが打者2人を抑えて4対3で逃げ切り。あすの最終戦を残してカブス4連戦の勝ち越しを決め、連勝を7に伸ばした。この結果、レッズは借金1ながらナ・リーグ中地区の単独2位に浮上。3連敗のカブスは2位タイから4位に後退した(5位のカージナルスとはゲーム差なし)。

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