親族との会食帰りか 旅行者の車にぶつけ警察官が呼気検査をすると基準値の4倍超えるアルコール検知 酒気帯び運転の疑いで自称会社員の男逮捕

酒を飲んで運転したとして、8日、島根県出雲市の40代の男が警察に現行犯逮捕されました。男は、親族との会食帰りだったと話しているということです。

酒気帯び運転の容疑で現行犯逮捕されたのは、島根県出雲市の自称会社員の男(46)です。

倉吉警察署によりますと、8日午後10時過ぎ、男は酒気を帯びて軽乗用車を運転し、鳥取県三朝町の町道沿いにある駐車場にバックで駐車しようとした際、旅行で訪れていた香川県の男性が駐車する軽乗用車に衝突したということです。

男性からの物損事故の通報を受け、警察官が現場に駆け付けたところ、男から酒のにおいがした為、呼気検査を実施。
すると、基準値の4倍を超える、呼気1リットルあたり0.65ミリグラムのアルコールが検出され、男を現行犯逮捕したということです。

この事故で、男の車の右後部バンパーと、男性の車の運転席側のドアが軽く破損しましたが、けが人はいませんでした。

調べに対し男は「飲酒したことに間違いありません」と容疑を認めていて、事故発生時は親族との会食帰りだったと話しているということです。

倉吉警察署は、男の飲酒先や飲酒量、事故原因など、詳しい調べを進めています。

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