広島県府中市、新キャラの名は「大夢楽咲煌(おおむらさき)」 Vチューバーもやります

名前が「大夢楽咲煌」に決まった府中市の広報キャラクター

 広島県府中市の新しい広報キャラクターの名前が「大夢楽咲煌(おおむらさき)」に決まった。市などでつくる実行委員会が名前の候補を6案に絞り投票を募った結果、523票中最多の180票を獲得した。

 新キャラは市制70周年記念事業の一環で制作した。市名の由来である備後国府と、市内に保護施設がある国チョウのオオムラサキをイメージした青い和風の衣装が特徴。バーチャルユーチューバー(Vチューバー)として6月中に自己紹介動画を公開するほか、市の熱中症対策呼びかけ動画などに登場する。

 キャラ自身の魅力を発信する「歌ってみた」や「方言企画」などの動画配信も予定する。

 キャラの声を担当する「中の人」には9人の応募があり、県内在住の女性が選ばれた。14日に市役所で委嘱状交付式があり、活動を正式にスタートする。宇野貴人経営戦略担当部長は「『中の人』の個性も生かし、幅広い世代に愛されるキャラクターになってもらいたい」と話している。

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