ジェシー役のジョナサン・グロフ「『Glee』はリア・ミシェルと僕が主演予定だったが断った」

ミュージカルドラマ『Glee/グリー』(以下『Glee』)でブレイクし、Netflixの犯罪捜査ドラマ『マインドハンター』などでも主演するジョナサン・グロフ。映画『マトリックス レザレクションズ』や英SFドラマ『ドクター・フー』シーズン14にも出演するなど、活躍の場を広げているジョナサンが、出世作の『Glee』は元々、自分に最初に声がかかった作品だったことを告白した。米Hollywood Reporterが報じている。

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自分のために書かれた作品だった

Vanity Fairのインタビューに応じたジョナサンは当時のことをこう語る。「また7年間、歌うティーンエイジャーになる契約はしたくないと本当に思った。ライアン・マーフィーはリア・ミシェル(レイチェル役)と僕に、二人のために『Glee』を書いたんだけど、やってみないか?と聞いてきた」コーリー・モンテースが演じたフィン役をオファーされいていたジョナサンだったが、最終的にはノーという返事をしたと述べた。

その時ジョナサンは23歳で、リアと共演したブロードウェイミュージカルの『春のめざめ』でティーンエイジャー役を2年間演じたばかりだったのだ。「僕は単純に演技が本当にしたかったんだ。歌うことは好きだけど、歌は芸術的な成長の機会ではなく、同じことの繰り返しのような気がしたんだ。そしてその翌年、オフ・ブロードウェイの芝居を3本やったんだ」ジョナサンは、自分の選択に後悔はないと語った。

「何かを終えてみると、素晴らしい題材で演じることは、本当に人生を変える力があることを理解したんだ。『春のめざめ』は僕を内面から変えてくれた。あの経験を終えて、“ああ、これを続けたい。役者として自分を伸ばし、成長させ、挑戦し続けたい”って思ったんだ」その時ジョナサンには、『Glee』の他にも、『Hair』のブロードウェイ・リバイバルへの出演オファーもあったが、結局NPO団体であるPlaywrights Horizons&Public Theaterで芝居をしたという。

ジョナサンはのちに『Glee』に出演したが、あくまでゲスト出演だった。『Glee』全6シーズンはHuluで配信中

(海外ドラマNAVI)

参考元:Hollywood Reporter

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