「慶余年2」ロスの視聴者に推薦する6月配信の中国ドラマ8作品―台湾メディア

台湾メディアのBEAUTYは「慶余年2」ロスの視聴者に推薦する6月配信開始のドラマ8作品を紹介した。写真は「慶余年2」。

2024年6月7日、台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTY(美人圏)は、「慶余年~麒麟児、現る~」シーズン2が18日間連続で再生回数1億回を超えるなど圧倒的な人気を保持したまま5月末で最終話を配信したことを受けて、「慶余年2」ロスの視聴者に推薦する6月配信のドラマ8作品を紹介した。

1作目は8日配信開始予定のリウ・イーフェイ(劉亦菲)主演「玫瑰的故事」で、記事は「香港の人気作家・亦舒の同名小説を映像化した同作は、女性が恋愛、結婚、仕事と人生の選択と成長の中で、ステレオタイプの女性像にとらわれることなく、勇気をもって挑戦する姿を描く。ヒロインの運命に深く関わる男性陣の豪華なキャスティングも見どころの一つで、ウォレス・フォ(霍建華)、トン・ダーウェイ(佟大為)、ケニー・リン(林更新)、ポン・グアンイン(彭冠英)、リン・イー(林一)が出演する」と紹介した。

2作目は5月31日から配信しているタン・シャオティエン(唐暁天)、ジュアン・ダーフェイ(荘達菲)主演の「柳葉摘星辰(My Wife’s Double Life)」で、記事は「コメディー時代劇である同作は、『鉄面閻王』の異名を持つ朝廷の官吏『許慕辰』と盗賊の正体を隠して許慕辰に嫁いだヒロイン『柳蓉』との間に繰り広げられる知恵比べや駆け引きを明るいストーリーで描く。2020年に撮影された作品のため、キャストのルックスは良いものの衣装やメイク、道具の質感に明らかな落差があり、シーン設定上のバグも少なくないが、食事しながら見るにはいいだろう」と紹介した。

3作目は5月31日から配信している崔雨鑫(ツイ・ユーシン)、リー・ジアチー(厲嘉琪)主演の「無法抗拒的謊言」(「抗えないうそ」の意)で、記事は「同作は企業グループの後継者である主人公が海外から帰国後に、フィアンセを名乗るヒロインと出会うところから物語が始まる。タイトルのネーミングはベタだが、ネットの評価はそれほど悪くない。キャストのルックスも良く、主役の男女のキャラクター設定がありきたりではないところが意外な高評価を獲得している」と紹介した。

4作目は2日から配信しているウー・ジンイエン(呉謹言)、ワン・シンユエ(王星越)主演の時代劇「墨雨雲間」で、記事は「ウー・ジンイエン演じる裏切りと計略の中で全てを失った県令の娘『薛芳菲』が、命の恩人である中書令の娘『姜若雨』の名を借り、ワン・シンユエ演じる肅国公らの力を借りて一歩ずつ復讐を果たしていくというストーリー。配信開始から高評価で、ストーリーのテンポの良さがクセになる。同作の原作小説の重く暗い印象が制作陣のアレンジによって抑えられており、ストーリーに飽きが来ない」と紹介した。

5作目は3日から配信しているチン・ハイルー(秦海璐)、バオ・ジエンフォン(保剣鋒)、ティエン・ユー(田雨)主演の「時光正好」で、記事は「原作小説を映像化した同作は、人生の絶頂期を謳歌していた中年女性が会社のリストラや人事での不遇、夫の失業、想定外の妊娠、未成年の娘の恋愛などで苦しみ、もがく中で最終的に人生を切り開き、自身の成長につなげていくというストーリー。あまり人気がない現代都市を舞台にした人情劇だが、キャストは実力派のベテランぞろいだ」と紹介した。

6作目は15日配信開始予定のレオ・ロー(羅雲熙)、ソン・イー(宋軼)主演の「顔心記」。人気作家・時音の小説「長安秘案録」を実写化したもので、失顔症を患う男性と変装マニアの女性がミステリー事件に挑む探偵物語だ。

他には、配信待機中のチョウ・イーウェイ(周一圍)主演の「金庸武侠世界」、ホウ・ミンハオ(侯明昊)主演の「少年白馬酔春風」が紹介されている。(翻訳・編集/原邦之)

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