カープ、育成出身佐藤と堂林を1軍登録 佐藤「最大限出す」 林と中村健は降格

試合前の囲み取材で笑顔を見せる佐藤

 広島東洋カープは9日、佐藤啓介内野手と堂林翔太内野手を出場選手登録した。

 佐藤は7日に支配下選手登録されたばかり。育成ドラフト2位で静岡大から入団し、2軍戦48試合で打率3割5分、2本塁打をマークした。「2軍の試合に出る中で、確率を上げたり、四球を取ったり、出塁したり、チャンスで一本だしたりというところをやってきた。与えられた仕事をこなし、やってきたことを最大限出す」と意気込んだ。

 堂林は5月12日に2軍に降格。2軍で14試合で打率2割2分9厘で、8日には1号2ランを放っていた。

 代わって林晃汰内野手と中村健人外野手の出場選手登録を抹消した。

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