教授の推薦状を偽造して奨学金をだまし取ろうとした疑い 大学院生を逮捕 岡山

岡山西署は9日、岡山市北区東古松の中国籍の男子大学院生(29)を有印私文書偽造・同行使と詐欺未遂の疑いで逮捕しました。

調べによりますと、大学院生は2024年2月、兵庫県の財団が主催する奨学金の申請に必要な推薦状に自分で教授名を署名して偽造し、大学を介して財団に申請した疑いと、年額約80万円の奨学金をだまし取ろうとした疑いです。

大学が把握していない申請が出ていたことから大学院生に確かめたところ、偽造を認めたということです。

大学から相談を受けた警察が捜査していました。

調べに対し大学院生は「推薦状に教授の名前を書いて申請したことに間違いないが、奨学金をだまし取ろうとは考えていない」と容疑を否認しています。

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