岩田寛がプレーオフで石川遼を下し優勝 大会最年長V、ツアー通算6勝目

岩田寛が石川遼をプレーオフで振り切り優勝(撮影:鈴木祥)

<BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ 最終日◇9日◇宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース (茨城県)◇7430ヤード・パー71>

国内男子ツアーの今季メジャー初戦は最終ラウンドが終了。首位タイから出た43歳の岩田寛が5バーディ・2ボギーで回りトータル13アンダーでホールアウト。先に同スコアでフィニッシュしていた石川遼と並び、プレーオフに突入。1ホール目をパーとした岩田がパーセーブに失敗した石川を振り切り、2023年4月以来のツアー通算6勝目を大会最年長Vで飾った。

首位を走っていた岩田だったが、17番のボギーで石川に並ぶと、18番はパー。運命のプレーオフに入ると1ホール目でフェアウェイからの2打目をグリーンオーバー。そこから寄せてパーをセーブし、勝負を決めた。

3日目を終えて首位と5打差の16位タイにつけた石川。この日は出だしでボギーを喫したが、そこからが圧巻のゴルフ。6番パー5ではイーグルを奪うなど追い上げると、最終18番ではもう少しでイーグルというスーパーショットでバーディを奪い、混戦模様の上位争いをリードしたが、最後は惜敗した。

前半飛ばしたものの、後半失速した米澤蓮がトータル12アンダーの2位。金谷拓実、平田憲聖、岡田晃平の3人がトータル11アンダー・4位タイに入った。

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