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7回2死一、二塁、先発渡辺の降板を告げた西武・渡辺監督代行(撮影・永田浩)
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神3―0西武(9日、甲子園)
西武はあわやノーヒットノーランの零封負けで、今季3度目の7連敗を喫した。
打線は才木浩人の緩急自在の投球に苦しみ、5回に先頭の佐藤龍世が四球で出塁し、1死二塁としたが、チャンスを生かせなかった。8回1死から代打の山野辺翔がチーム初安打となる三塁打を放って大記録を阻止したが、得点には届かなかった。
9日に育成から支配下登録したばかりの奥村光一は「1番中堅」で先発出場。カンフル剤として期待されたが、8回2死一、三塁で二飛に倒れるなど、4打数無安打に終わった。
先発の渡邉勇太朗は6回まで無失点に封じる粘り強い投球を見せたが、互いに無得点の7回に連打などで2死二、三塁とされ、中野の2点適時打で先制点を許した。
苦しい戦いが続くチームは4月と5月に続き、6月も7連敗を喫した。交流戦も3勝9敗の最下位となっており、厳しい状況から抜け出せない。