中学生の将棋大会 県代表が決まる 群馬・前橋市

中学生による将棋の全国大会の群馬県予選が9日、前橋市の臨江閣で開かれ、県代表が決まりました。

大会は、上級者が集う「A級」と初心者向けの「B級」、それに「女子」、さらに3人一組の「団体」の4部門で行われ、県内の中学校18校からあわせて44人が参加しました。

7月に東京都で開かれる「文部科学大臣杯小・中学生団体戦中学生の部」の全国大会と、8月に山形県で開かれる「全国中学生選抜選手権」の県代表を決めるもので、中学生の将棋大会では県内最大です。

選手たちは、対局が始まると真剣な表情で盤上を見つめ、日ごろ鍛えた将棋の腕を競い合っていました。

また会場では、来賓として招かれた棋士の植山 悦行七段が一度に複数の中学生と対局する「多面指し」に臨みました。

将棋講座も兼ねていて、植山七段がアドバイスをすると参加者は熱心に耳を傾けていました。

なお、A級では藤岡小野中の松村宗悟さんが優勝し全国切符を掴みました。

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