地元の農産物に付加価値を 高校生が”さくらんぼのお酢”販売 秋田・湯沢市

秋田朝日放送

湯沢市の高校生と地元企業が協力して考案した「さくらんぼのお酢」の販売会が「道の駅おがち」で行われました。

販売会には湯沢翔北高校の生徒も参加しました。生徒たちは特産の三関地区のサクランボを使った商品開発に取り組んでいます。授粉用の木に実り廃棄されるサクランボを活用し地熱で乾燥させた「ミッチェリー」などを商品化してきました。去年、その加工に回せなかった分を使って「さくらんぼのお酢」が誕生しました。地元企業に依頼して製造したお酢はサクランボの甘みを感じるまろやかなお酢で、炭酸で割って飲むのがおすすめだということです。この日はミッチェリーを使ったお酒「ミッチェリーサワーの素」も販売されました。商品ラベルのデザインは生徒が手がけました。生徒たちのアイディアと地元企業の協力で特産品に付加価値を付けようという取り組みが続いています。

© 秋田朝日放送㈱