英トッテナムから関心の伊藤洋輝、去就に言及「もしチャンスがあれば思い切ってチャレンジしたい」

日本代表の伊藤洋輝【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

伊藤洋輝が去就について言及

森保一監督率いる日本代表は6月9日、広島市内で北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選シリア戦に向けた練習を冒頭15分公開。前日8日の練習では途中から別メニュー調整となったMF久保建英、MF長友佑都も公開部分では合流した。この日、取材対応したDF伊藤洋輝はイングランド1部トッテナムから関心が寄せられている現状について初言及した。

「夏のマーケット始まってくるといろんな噂が出てくると思う。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権も取ったし、CLに出場したいという思いはあるので、ただ年齢も25歳になった。シュツットガルトでも3年やったので、もしチャンスがあれば思いきってチャレンジしたいなと思います」

現在25歳の伊藤は、2021年にジュビロ磐田からシュツットガルトへ渡り欧州挑戦。2023-24シーズンはブンデスリーガ躍進したチームを後方から支え、チームは無類の強さを誇ったレバークーゼンに続く2位で1年を終え、CL出場権も得た。伊藤はリーグ戦26試合に出場し2アシストをマーク。今夏の去就については、連日、英メディアを中心にトッテナムからの関心が報道されている。契約解除金は約3000万ユーロ(約51億円)と見られており、高額なものの、トッテナムにとっては“範囲内”であるとも言われている。

シュツットガルトは来季の出場権を得ているなかで、伊藤の心中はどうか。「CLもそうだし、ビッグクラブにいくこともそうだし、あとは、どこにチャレンジできるかところをしっかり見て、選んでいければ。もちろんプレミアにもこだわりはありますけど、とにかくネームバリューのあるクラブに行きたい」と強く宣言した。

英国内では攻守において評価されているようで、最終的な判断に注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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