バルセロナ、神童FW退団なら後釜にレアル出身のヘタフェFWを高評価?

ボルハ・マジョラル 写真:Getty Images

バルセロナ(スペイン1部)が、ヘタフェ(同1部)に所属するスペイン人FWボルハ・マジョラル(27)の獲得に興味を持っているようだ。

今年1月にアトレチコ・パラナエンセから移籍金総額6100万ユーロ(約103億1000万円)を投じてブラジル代表FWビトール・ロケを獲得したバルセロナ。しかし、昨年3月にブラジル代表デビューを果たした神童FWは解任されたシャビ・エルナンデス監督のもとで思うような出場機会に恵まれず、今夏の退団が取り沙汰されている。

スペイン『アス』によれば、バルセロナは代理人がこの状況が続けば完全移籍で退団すると仄めかしていたロケがクラブを去った場合の後釜としてマジョラルをリストアップしている模様。バルセロナのスポーツマネジメントはスペイン人ストライカーの得点能力を高く評価しているようだ。

バルセロナのライバルであるレアル・マドリード(スペイン1部)下部組織出身のマジョラルは、2015年にトップチーム昇格を果たすとボルフスブルクやローマなどを経て、2022年1月にヘタフェへ加入。今季はシーズン終盤の離脱がありながらも、ラ・リーガ27試合でスペイン人最多の15ゴールを記録した。

なお、ヘタフェ史上最高額の1000万ユーロ(約16億9000万円)で加入したマジョラルの現行契約は2027年夏まで。財政難を抱えるバルセロナだが、同選手の獲得に動くことはあるのだろうか。

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