【函館SS】浜中「力強い走りだった」サトノレーヴが重賞初制覇

6月9日、函館競馬場で行われたG3・函館スプリントステークス(芝1200m)は、2番人気のサトノレーヴが完勝。重賞初制覇を飾った。1番人気に推されたアサカラキングはスタートもひと息で9着敗退。

函館SS、勝利ジョッキーコメント
1着 サトノレーヴ
浜中俊騎手
「強い馬だと思ってましたので、しっかり勝つことができて嬉しく思ってます。枠順が非常に良い並びでしたので、今日みたいな競馬を想定していました。なので、スタートだけ1番集中していましたし、直前の雨に関してはほんとに馬場状態がも非常にいいので、そんなに影響はなかったと思います。少しでもどこかスペースができれば反応できる手応えがありましたので、その通りにしっかりと力強い走りだったと思います。競馬センスが非常にいい馬で、騎乗する際も非常に安心のできるタイプというか、そういう競馬センスが1番の武器かなと思います。重賞馬になりましたし、秋にはもっと大きいところに無事なら挑戦していける馬だと思いますので、 応援してあげてください」

レース結果、詳細は下記のとおり。

6月9日、函館競馬場で行われた11R・函館スプリントステークス(G3・3歳上オープン・芝1200m)は、浜中俊騎乗の2番人気、サトノレーヴ(牡5・美浦・堀宣行)が快勝した。1.1/4馬身差の2着に5番人気のウイングレイテスト(牡7・美浦・畠山吉宏)、3着に3番人気のビッグシーザー(牡4・栗東・西園正都)が入った。勝ちタイムは1:08.4(良)。

1番人気で斎藤新騎乗、アサカラキング(牡4・美浦・斎藤誠)は、9着敗退。

鮮やかに抜け出す

浜中俊騎乗の2番人気、サトノレーヴが嬉しい重賞初制覇を飾った。レースでは好位インでロスな追走。じっと我慢して直線まで運ぶと、スペースを見つけてからは絶好の手応えで鮮やかに抜け出した。最後まで余裕ある走りで1.1/4馬身差の快勝だった。

サトノレーヴ 8戦6勝
(牡5・美浦・堀宣行)
父:ロードカナロア
母:チリエージェ
母父:サクラバクシンオー
馬主:里見治
生産者:白井牧場

【全着順】
1着 サトノレーヴ 浜中俊
2着 ウイングレイテスト 松岡正海
3着 ビッグシーザー 坂井瑠星
4着 サウザンサニー 菱田裕二
5着 オタルエバー 角田大河
6着 ゾンニッヒ 武豊
7着 キミワクイーン 横山武史
8着 セッション 藤岡佑介
9着 アサカラキング 斎藤新
10着 ジャスティンスカイ 池添謙一
11着 シナモンスティック 丹内祐次
12着 シュバルツカイザー 大野拓弥
13着 マテンロウオリオン 横山和生
14着 ジュビリーヘッド 富田暁
15着 カイザーメランジェ 佐々木大輔
16着 カルネアサーダ 鮫島克駿

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