マンU、パレス10番を今夏補強の目玉に?争奪戦ではトッテナムがリード

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、クリスタル・パレス(同1部)に所属するイングランド代表FWエベレチ・エゼ(25)の獲得に興味を持っているようだ。

クイーンズ・パーク・レンジャーズでプロキャリアをスタートさせたエゼは、ウィコムへのレンタル移籍を経験して2020年夏にパレスへ移籍。切れ味鋭いドリブルを武器に今季は負傷離脱がありながらも、プレミアリーグ27試合で11ゴール4アシストを記録した。

イギリス『サン』によれば、今夏に開催されるユーロ2024のイングランド代表メンバーにも選出されたエゼに関して、ユナイテッドが新体制での目玉補強にしたいと考えているとのこと。パレスと2027年夏まで契約を結んでいる同選手には6000万ポンド(約119億4000万円の)の契約解除金があるようだ。

しかしながら、イングランド代表MFにはトッテナム・ホットスパーも目を光らせていることに加えて、現時点では争奪戦でのポールポジションに立っている模様。ただ、トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は補強を望んでいるポジションが他にあることからエゼに大金を投じるのに消極的な模様だ。

その一方で、今季途中に就任したオリバー・グラスナー監督のもとで復調してシーズンを終えたパレスはU-23フランス代表MFミカエル・オリーズとともにクラブの中心選手であるエゼを失いたくないと考えているようだ。

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