長江のほとりでワニ見つかる、当局が捕獲後も別のワニいないか捜索継続―武漢市

中国湖北省武漢市を流れる長江のほとりの葦原で6日午後、1頭のワニがいるのを市民が発見した。

中国メディアによると、湖北省武漢市を流れる長江のほとりの葦原で6日午後、1頭のワニがいるのを市民が発見した。

通報を受けた当局が迅速に出動し、7日午後に捕獲して同省の野生動物救護センターに移送した。現場付近では別のワニがいないか、70人編成の特別チームによる徹夜での捜索が続けられたという。

捕獲されたワニは、体長約1.2メートル、体重約15キロ。同センターの専門家によると、長江(揚子江)下流域に生息する固有種のヨウスコウワニではなく、タイから導入されて養殖されたシャムワニで、輸送中の逃走、個人による違法な放流、養殖場からの逃走の三つの可能性があるが、見つかった長江新区にはワニの養殖場はないという。(翻訳・編集/柳川)

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