WTTコンテンダーザグレブ2024＜6月3～9日／クロアチア＞
6月9日、女子シングルス決勝で早田ひな（23=日本生命／世界ランク5位）が張本美和（15=木下グループ／同8位）を下し、優勝を果たした。
今年の全日本選手権の1位、2位ながらも、対戦成績では女王・早田が張本を圧倒している。若き張本は2023年11月の全農カップ以来の2勝目を目指した。
序盤はまず早田が4-1とリードし、すぐさま張本が4-4に。しかし次の一本を早田が決め、張本がサーブミスして6-4となり、そのまま早田が11-8で押し切り先制する。
2ゲーム目も早田は張本のフォア側を打ち抜いて得点するも、張本もカウンターで対抗。
だが9-9の場面で張本がまたもサーブミスし、それに乗じた早田が12-10で奪う。
第3ゲームも早田が6-2とリードするが、張本が速いピッチのラリーで勝り7-7に。
しかし早田がサービスエースを2本奪い、ここも11-8で早田が獲得する。
張本が持ち上げた球は見逃さずに叩き、隙を見せない早田。不意のロングサーブも決まり、4ゲーム目は11-3で一気に奪い、勝利を決めた。
全日本選手権同様に、張本の挑戦をストレートで退けた早田。これで国際大会のシングルス今季初優勝となった。
＜WTTコンテンダーザグレブ 女子シングルス決勝＞
早田ひな 4-0 張本美和
11-8/12-10/11-8/11-3
