【大村ボート・夜の九州スポーツ杯】長野壮志郎が今年3V 地元SGへ「意識したいと思います」

今年3回目の優勝を飾った長野壮志郎

ボートレース大村の「夜の九州スポーツ杯」は9日、優勝戦が行われ、1号艇の長野壮志郎(43=福岡)が逃げ快勝。通算22度目、今年3回目の優勝を飾った。

「勘より少し早かったけど、スタートは行くつもりだった」とインからコンマ04のトップスタートを決めて先マイ。他艇を寄せつけない圧勝劇となった。

レース後は「展示で乗りづらくて不安だったが、本番は水面が良くて安心して回れた。1Mはきれいに回れて良かった」と会心のレースを振り返った。相棒37号機は節間を通して中堅域。それでも的確なスタートと安定のターン力で強力機と渡り合っての王道V。総合力の高さを改めて証明したシリーズとなった。

これで今年3V。6月初旬の段階でキャリアハイの数字に並んだ。このまま順調に優勝回数を積み重ねていけば来年3月に若松で開催されるSGクラシックの出場権も見えてくる。それだけに「意識したいと思います。一走一走を頑張りたい」と気合も倍増。目の前のレースに全力を尽くすことで地元SG切符ゲットにつなげる。

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