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JLPGAツアー「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」の最終日が、6月10日(日)に行われ、山下美夢有が2位にランクイン。
好調な彼女のインパクト写真を紹介する。
山下美夢有の球が曲がらない理由とは?
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理想的なスイングプレーン!フォローのヘッドは右
昨シーズンに続き、今シーズンも安定感抜群のドライバーショットでフェアウェイキープ率が高い山下美夢有選手。曲げない秘密はフェースローテーションの少なさにあります。バックスイングではフェースを開かず、ハーフウェイバック(❷)でのフェース向きはシャットになっています。切り返しからダウンスイングに入っても、体の回転だけでフェースをスクエアに戻しているので、フェースを開閉する動きがほとんどありません。
また、スイング中は手首の角度がほとんど変わらず、安定してスクエアヒットできています。もうひとつ、山下選手のスイングで参考にしてほしいのが、ドローヒッターにとっては理想的なスイングプレーンです。トップ(❸)、ハーフウェイダウン(❹)、インパクト(❺)と教科書どおりの角度でシャフト、ヘッドが下りてきているので腕がネジれることがありません。フォローではヘッドをやや右に出すことによって(❻)、安定したドローボールが打てるゆるやかなインサイド・アウト軌道になっています。
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山下美夢有
●やました・みゆう/2001年生まれ、大阪府出身。150cm。今シーズンは富士フイルム・スタジオアリス女子オープン、ブリヂストンレディス、リゾートトラストレディス、ニチレイレディスで優勝。フェアウェイキープ率2位。加賀電子所属。
※選手の記録は2023年10月7日現在のもの
解説=横山清人
●よこやま・きよと/1980年生まれ、熊本県出身。03年プロ転向後、陳清波に師事。現在は東京都三鷹市の東京ゴルフスタジオ、松屋銀座ゴルフテラス、フォーシーズンズゴルフガーデンなどで多くのアマチュアをレッスンしている。
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構成=野中真一
写真=ゲーリー小林
取材トーナメント=ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ