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イタリア代表は9日、国際親善試合でボスニア・ヘルツェゴビナ代表をホームに迎え、1-0で勝利した。
5日前のトルコ代表戦をゴールレスドローで終えたイタリアは、ユーロ初戦のアルバニア代表戦を15日に控える中、スカマッカを最前線に、2シャドーにキエーザとフラッテージを据える[3-4-2-1]で臨んだ。
前線からプレスをかけてきたボスニア・Hに対し、イタリアは8分に大ピンチ。カラフィオーリの横パスをカットされてハイラディノビッチにボックス内から決定的なシュートを許したが、GKドンナルンマがビッグセーブで凌いだ。
すると10分に決定機。中央をダイレクトパスで崩し、混戦となったルーズボールをキエーザがプッシュ。だが、シュートはゴールライン前のDFにブロックされた。
さらに14分、スカマッカのダイレクトパスを受けたフラッテージがボックス右に侵入してGKと一対一になったが、ピリッチの好飛び出しでシュートを打ちきれない。
その後、ガジベゴビッチに直接FKでGKドンナルンマを強襲されたイタリアは、24分にCKからフラッテージがヘディングシュートでゴールに迫ると、敵陣でのプレー時間を増やしていく。
そして38分にゴールをこじ開ける。キエーザの左クロスをフラッテージが見事なボレーで合わせた。
イタリアが1点をリードして迎えた後半、引き続き押し込む流れとすると、63分に追加点の決定機。ボンジョルノの浮き球パスを受けたスカマッカが見事なトラップからボレーを放ったが、枠を捉えていたシュートはGKピリッチの好守に阻まれた。
さらに73分、カンビアーゾの右クロスをスカマッカがダイレクトで合わせるもここもGKピリッチに阻止される。
終盤にかけても主導権を握ったイタリアは追加タイムにディマルコのバックパスミスからピンチを招いたが、GKドンナルンマが凌いでウノゼロ勝利。ユーロ本大会へ弾みを付けている。