週刊スーパーマーケットニュース ダイエー、廃食油の本格回収で航空燃料製造に協力

横浜市と日本航空(JAL)が連携して進める、廃食油を原料にしたSAF(持続可能な航空燃料)製造に、ダイエーが協力する。イオンフードスタイル鴨居店で試行的に廃食油の回収ボックスを設置し、家庭で発生する廃食油の回収を行ってきたが、継続的に実施可能と判断されたことから、6月5日から本格回収を開始。取り組みを推進するため、三ツ境店、港南台店でも回収を行っていく。(5月31日~6月6日までのニュースをまとめました)

日本生協連生協職員による「推しCO・OP」商品投票を実施

7月30日の「生協の日」にちなみ、全国の生協職員に好きなコープ商品や生協の商品についてのアンケートを実施。6月1日に特設サイトで結果を発表した。約1万1000件の回答の中から選ばれた、職員おすすめの「推しCO・OP」商品(一部)は以下のとおり。

<年代別3選>

  • 10~30代:「ふっくら卵のオムライス」「焼おにぎり」「風味豊かな発酵バターのショートブレッド」
  • 40~50代:「ハイシャレル」「コープヌードル」「パラッと炒めた本格炒飯」
  • 60~70代以上:「ロースハム」「うなぎ蒲焼」「ティッシュ」

<地域別3選>

  • (東日本)「たこ焼」「野菜たっぷり和風ドレッシング」「サクッとプリプリえびフライ」
  • (西日本)「くっつかないホイル」「アーモンドリーフ」「セフターENERGY(エナジー)抗菌・防臭」

<店舗/宅配での2選>

  • (店舗)「ファミリーチョコレート」「ミックスキャロット」
  • (宅配)「モーニングクロワッサン」「長崎風ちゃんぽん」

<子どもも大好き!3選>

  • 「チョコ坊たち」
  • 「ふっくら卵のオムライス」
  • 「衣サクサクまるごとえびカツ」

「1票だけど熱すぎる推し!5選」で感じる商品開発の胆

番外編だが、数ある商品の中で「1票だけど熱すぎる推し!5選」というのもある。評価は言い得て妙。選者の熱い思いが伝わってくるだけでなく、商品開発の胆もみえてくる。以下、ご紹介。

  • 「彩り野菜と五穀ご飯のロコモコ」:満足感がすごい。野菜が適度に入っているので、“冷凍食品を食べてしまった”という罪悪感が全然ない。
  • 「ニュージーランドアイスクリーム キャラメルクラッシュ」:濃厚なキャラメルアイス。ジェラードのようになめらかで、カリカリのキャラメルチップがたくさん入っている。どこを食べても当たり!
  • 「青森県産ふじ・紅玉ストレートジュース」:本当のりんごを食べているような味わい。
  • 「九州産3種の乾燥野菜ミックス」:戻さずそのまま炒め物に投入。炒め物で出てきた水分を吸ってくれるイイ商品。
  • 「スキンケアクリーム」…においもないし刺激もなく、皮膚へのなじみが良く、私・娘・孫の3世代で使っている。

カスミ「オフィススマートショップ」200ケ所に拡大

U.S.M.Hスマートフォン決済アプリ「Scan&Go ignica(スキャンアンドゴー イグニカ)」を利用した無人店舗「オフィススマートショップ」(以下、オフィスマ)が、6月1日現在で200ケ所に拡大した。オフィスマは、企業の事業所や工場、自治体などの施設で働く職員の食に貢献することを目的に2020年、茨城県庁に出店。飲料、菓子、即席麺やレンジアップ商品、冷凍食品、文具、生活消耗品など、スペースに応じて100~500品目を取り扱い、24時間営業が基本。メンテナンスについては、近隣店舗の従業員が週1回程度、商品補充や商品管理、清掃などを行っている。

マルエツ身だしなみ基準を大幅変更

従業員一人ひとりが個性を発揮し、自分らしく生き生きと働ける職場環境づくりの一環として、6月1日から勤務時における身だしなみ基準を大幅に変更した。新しい身だしなみ基準は以下のとおり。

  • <髪型・パーマ>自由(長髪は後ろで束ねる、生鮮従事者は髪を帽子に入れる)
  • <髪色>自由
  • <ひげ>剃るか、清潔に整えられ、不快感を与えない
  • <カラーコンタクト>自由
  • <ネイル>色指定なし(ネイルアートは禁止)
  • <ピアス>装着可(耳のみ)
  • <指輪>装着可(個数制限なし)
  • <スラックス(長ズボン)>自由
  • <インナーウエア・防寒衣服>自由

アルビス「環境月間」でイベント実施

6月の「環境月間」に合わせ、期間中、顧客にサステナブルな生活提案や環境に配慮してつくられた商品を販売。環境保全、環境負荷軽減について共に考えるイベントを実施する。6月5日の「環境の日」には、店頭に設置したパネルに、食や消費に関して日頃から取り組みたいことを書いてもらう企画を実施。環境問題への理解を深め、できることについての意識醸成を図る。

アオキスーパー“音”と“映像”を組み合わせた店内放送を開始

USEN(東京都品川区)が提供する「チェーン向けBGMサービス」と、「デジタルサイネージ」を組み合わせた店内放送を、全51店舗で開始した。店舗情報の伝わりやすさや若年層の集客を目指したもので、午前中は季節に合わせたコメント付きのCMやBGMを放送。午後からはボサノヴァやヒーリング曲で穏やかなインストゥルメンタル(歌なし)を、16時以降は若年層・主婦に人気の最新J-POPランキングや、テレビ・映画で話題の最新ヒット曲を流し、「デジタルサイネージ」と連動させていく。

ライフコーポレーション「出前授業・親子食育体験教室」活動が農水省局長賞

農林水産省が主催する「第8回 食育活動表彰」の教育関係者・事業者部門で、「出前授業・親子食育体験教室」の活動が「消費・安全局長賞」を受賞した。ライフコーポレーションは店舗近隣の小学生・園児を対象に、食べることの大切さを伝える「食育体験学習」を実施。「普段不足しがちな野菜・果物の摂取を促すお話」「ミッションに当てはまる野菜を絵の中から選ぶゲーム」「野菜果物クイズ」などを行っているほか、店舗で実施する親子向けのイベントでは、野菜を身近に感じてもらうことを目的に、売場からミッションに沿った野菜を実際に探してもらうゲームなどを行っている。

丸久応援弁当でスポーツ振興に寄与

6月1日から7月31日までの2ケ月間、管理栄養士監修のもとに開発した、おいしく食べてバランスの良い体をつくる応援弁当「~のり弁DX~」(税込454円)を発売。買上1点につき2円を山口県体育協会に寄付し、県内のアスリートの育成、スポーツの競技力向上に役立ててもらう。

マルキョウ奨学金返済支援制度を拡充

奨学金を返済している社員の経済的・精神的負担を軽くし、安心して働くことができるよう、2020年度から奨学金返済支援制度の運用を開始。2024年度から、①返済計画に基づく月額返済額を、月2万円を上限とし、最長10年で最大240万円まで支援、②新卒正社員(2020年4月以降入社)で奨学金の返済残額を有し、かつ本人が返済を行うもの、に拡充した。

マルミヤストア「小林店」をディスカウントストア業態に転換

「マルミヤストア小林店」を閉店し、5月30日に生鮮食品も取り扱うディスカウントストア「アタック小林店」を開店した。

  • 所在地……宮崎県小林市大字水流迫231-3
  • 営業時間…9時~21時

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