京都・亀岡で市の花「ツツジ」の育て方講習会 ベテラン愛好家が剪定や水やりのコツ伝授

ツツジにきれいな花が咲くように育て方をアドバイスする愛好家(右)=亀岡市役所

 京都府亀岡市の花に制定されているツツジの育て方の講習会が8日、同市内であった。きれいな花を咲かせるために、ベテラン愛好家が初心者らに、枝葉の剪定(せんてい)や枝を曲げるこつ、水をあげる頻度などをアドバイスしていた。

 市民の有志約50人でつくる「亀岡市花愛好会」が、60年以上前から開催している。今年は市役所、篠公民館(篠町)、西つつじケ丘ふれあいセンター(西つつじケ丘)の3カ所が会場となった。

 市役所では、今年から栽培を始めたという人たちが、自分が育てるツツジを持ち込んだ。愛好家は余分な枝葉を切り落としたり、形を整えるために幹に針金を巻き付けたりした。「夏場の水やりは1日2回必要」「枝が左右交互になるようにすると良い」など、手入れの方法も助言していた。

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